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"The Rock funeral" , SHEENA AND THE ROKKETS KEEP THE ROCKIN' !!!

2/8/2023

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☜素晴らしいドキュメンタリーです。。

SHEENA & THE ROKKETS 公式チャンネル
HTTPS://WWW.YOUTUBE.COM/CHANNEL/UCQ2MQ0ZGBDCZMZJG15LR5BW


バンドや家族の歴史がギュッと詰まっている。みんなの小さな頃からの写真が可愛い。ナチュラルボーンロッカーのようなシーナさんがボーカルを始めたのが、ご結婚してから、30歳でというのに特に驚いた。




​
2023年2月4日に、代田橋の『星かげの迎賓館』を会場に、Sheena & The Rokketsの 鮎川誠さんの「ロック葬」が行われると、私の母から連絡があった。「お友達のお父さんだよね?」と..
ニュースを普段全然見ないのに、大事なことは周りが教えてくれるのかもしれないとも思った。
それでも、色々なことが繋がり、みんなが大変だった一カ月のことなどを知ると、気づけなかったと思った。エゴだとも思ったけど、なんでもお手伝いしたいと思っていた。それを伝えると、純ちゃんは呼んでくれた。
私は純ちゃんの友達で、その視点でどうしても色々なことを見てしまうし書いてしまう。また、当日見ていない場も沢山ある。
ロック葬に関わった人たちみんな献身的に、それぞれ働いていた。その中でも偶然出くわす、公と私の間にある言葉や佇まいや関係性、エピソードがたくさんあって、心に残った。鮎川さんの元に集まった人たちとの不思議な気持ちの繋がりも感じたけど、ただそれは具体的には書いていない。


喪主は長女の陽子さんで、次女の純子ちゃん、三女の知慧子ちゃん(ルーシー)をはじめとするみんなで寝る間もなく準備をしていたそうだ。さらに大きな家族の、いつものスタッフの仲間の皆さんも大勢集まっていた。


ロック葬は、とにかく慕う気持ちに溢れていた。
誠さんからの愛、シーナさんからの愛も、確実にその場に満ちているといま思い返してみてすごく感じる。

来てくれる方々のために2000部、純ちゃんが急遽インタビューやエッセイ、記事、たっぷりの写真などが掲載されたマガジン『月刊 鮎川誠 STAY ROCK vol.3』を作り、それを配り尽くした時のために更に特製クリアファイルを作り、さらにそのあとのためにポストカードを作っていた。集まった方々はみんなでそれを袋に入れる作業をし、それが終わると、訪れた人を迎える二つのお部屋の飾り付けをした。部屋は、レコードやギターやポスターや花やオブジェで埋め尽くされていた。一つ目の部屋には、真っ赤な花でハート型に縁取られた大きなシーナさんの写真。

これはとても個人的なことだけど、みんなで袋に入れている時に、「こんなことしてるとライブみたいだよ」と純ちゃんがいつもの笑顔で不意にこぼした言葉が心に残った。


午後からはプレスの方々、交友関係のあった様々な著名人、芸能人の方々がたくさん弔問にいらっしゃった。
​そして外へ出てみると、最後の一般参列は、代田橋の駅から続く、すごい行列。
ライブハウスのご友人の方々が路上に出、迷いそうな場所ごとに立ち、案内をしていた。
駅前の古本屋さんではシナロケが流れていて、満月で、梅の蕾が膨らんでいた。

lloyの優子ちゃんと息子さんのじゆうくんと一緒に並んで、おやつを食べながら話せ、楽しかったけど、振り返ってみると約2時間並んでいた。案内をしている方の一人が列のみんなに向かって言っていた。
「ここだけの話だけど、(...素敵なことを言っていた。ネットでは誤解されるかもしれないこと、でも、大きな権力の下で警察も味方につけて、仕事でここに立っているわけじゃない人が、自分で最善のことを考えた結果、行動して、言うこと....)....もしかしたらこれ以上の人数は入らないと言うことで途中で打ち切りになるかもしれないの。だけど、少しでも多くの人に、(鮎川さんの)隣を通らせてあげたいの。だから早く進んであげてね。」
それを聞いて少しずつ少しずつ前へ進みながら、「何か素敵な人だね。」と優子ちゃんが言った。
見るからにファンだとわかる革ジャンやシナロケのシャツの人たち、子供連れの家族、一人の方など。そこに集まる方々の静かで誠実で辛抱強い、熱い思いを間近で感じた。

優子ちゃんがふと、
「そういえば、今日は立春なんだね。立春にお葬式をできるって、本当にすごいことだよね。はじまりの日だから。
こんなにみんなが幸せな気持ちになれるお葬式ってないよね。」
と美しい声で言ってくれた。
じゆう君も、他の子供達も、この日のことをどんなふうに思い出すのだろうか。
私は私で、長い列の上の満月寸前の月に、
「獅子座の満月。まさに(King of Rock'n Roll)」と驚いていた。


​

Picture




この動画は私の祖父母が住んでいた思い出の街にある、新生姜ミュージアムで、お客さんいっぱいの会場で、最前列で撮影させてもらった。ファンタジックでポップな雰囲気だったのに、誠さんがカメラの前でどストレートに渋くて荒々しすらあるギターの演奏をされた時、文字通り全身にゾクゾクッと衝撃が走った。



その後、純ちゃんに、
「友達のお父さんに言うことではないけど、誠さんてものっ凄くセクシーだよね」と言うと純ちゃんは
「そうだね。お父さんは少年そのもの、という感じでタイプは違うけど、"セクシー"って言ったらセルジュ・ゲンズブールかお父さんか、みたいな。」
としみじみと、しかし日常的なトーンで言っていて、改めて感嘆だった。


このライブビデオは、純ちゃんがいいよと言ってくれたので、バックステージのタバコを吸っている姿から撮影させていただいた。
誠さんが川嶋さんの手を「冷たいね」と握っていたので、仲良しですごいなと感じた。


撮影後、他の固定カメラと手持ちで編集相当難しいし、場を乱してしまったかなと思っていたのに、純ちゃんがかえってすごく引き込まれる編集をして、私の撮影も取り入れてくれた。
デジタルだけど、フィルムの切れ端なども映像のリズムとして使っているような感覚というか。。本当にこれしか出てこないのだが、映像自体は「パンク」で、しかも何か大円団の感覚があって、最後のクレジットは感動的だった。

​また、佐渡で純ちゃんたちといた時に、芭蕉の句、
「荒海や佐渡によこたふ天の川」
をお父さんがメールで送ってくれたと、教えてもらったこともあった。風流な方。そんな人がいることで、その言葉で、
芭蕉の時代とも、目の前の海や自然や時空がクロスするような感じがした。

​Sheena & The Rokketsの撮影をしていると、カメラよりずっと重い楽器を持ち、2時間も舞台に立ち続ける凄まじいエネルギーを貰っていたのか、カメラの重みや痛みを感じなかった。目が腫れていた時も、シナロケのライブ後にほとんど治ってたこともあった。

......ただ、私の直接的な関わりは、ライブ終わりに、いつも気軽に「ヨクナ、お疲れ様!」と声をかけていただけたくらい。
それでもすでに、これ以上なく幸せな気持ちだった。
そして、こんな機会をいただいていたことを、大切な家族や仲間の輪の中に入れてくれることを、改めて感謝したい。
そして、率直に言って、純ちゃんと、純ちゃんが出会わせてくれた人たちと、これからも、関わって行けたら、とても嬉しい。

​

​

一番好きなミュージック・ビデオでよく観ています。皆黒づくめで匿名的なファッションなのにだからこそ個性や眼鏡を取ったときのシーナさんの眼差しが際立っていると感じた。ダンスも可愛い。この眼鏡を探した。
​
SFシナロケのライブの時、最初は鮎川さんがボーカルで、男三人で渋い曲を演奏してからルーシーが華やかに登場するのが、バンドの音楽の多面性を味わえてすごく良かった。

​MVは
冒頭がSFノワールっぽくて面白い。(ゴダールアルファヴィルとかメルヴィルっぽいけど広角のショットが異空間性あって色が生っぽい白さで素敵。)


​

あとこのYou May Dreamの動画が臨場感があって、バンドがすごく近く、見ると人生が変わる人も大勢いるのではないかと思いましたが、埋め込み不可でした
https://www.youtube.com/watch?v=bpCR3uWASSY







また、個人的なのですが、シーナ(Sheena)さんのアルバム『いつだってビューティフル』もとても好きです。
ルーシーがライブで歌っているのを聴き、好きになりました。
細野晴臣さんのプロデュースで、打ち込みのサウンドとシーナさんの歌声と、切ないけど甘ったれていないストレートな日本語の歌詞がすごく立体的で、全体的に夢心地でキュンとします。
「ビューティフル」がすごく好きですが、全曲好きです。ジャケも素敵。CDやレコードで欲しくなってくる。そして、これらの曲を聴くと自分の脳内で勝手に映像が思い浮かんでくるのですが、出演はもちろん、シーナさんと誠さんです。
​私も、ロケッツ祭は続きます🚀


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    Author

    ▷TĚLOPLAN『THE PAPER』《恬静 IDYLLIC DRIFTERS ISSUE》での細倉真弓さんとの対談

    また、その出版イベントでの映像展示

    ​会期:3/10(金)- 3/21(火)
    会場:3-9-12 HIGASHI
    時間:12:00-20:00


    ▷new websiteができました!
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    ブログはこのままです。

    ▷今月の本:
    『月刊 鮎川誠 STAY ROCK 第二版 vol.3』
    鮎川純子 編

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    ​(長谷川億名)
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