Central Game - Yokna Hasegawa
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近況リスト /  LIFE GOES ON

4/28/2022

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①3月に行うことができた、佐渡でのお祭りや古代篇の撮影について、別の文章でまとめたい。今回は個人的なことについて。

②2022.4.14.11.50に、ヤマイユタカという新しい自分のペルソナが誕生する。その後一緒にテーブルを囲んだ方が4月14日生まれ。「こんな素敵な方なんだなぁ、ユタカは。」と、記憶。

③将棋にこの短期間でものすごくハマる。

④買った本を家で開いたら、いきなり「謹呈 白洲正子様」とあり、作者の名前もあり、誰かに筆跡鑑定してほしい。

⑤是枝監督の『映画を撮りながら考えたこと』を去年から3回ほど頼んでいるのだが、毎回なかなか送られてこず、キャンセルになる。その意味について考えていたのだが、今日、4回目にしてやっと届いて、(念の為、もう一冊マスターズオブシネマを買って欲しい意志を強めた。)わかった気がした。

⑥引っ越す。田んぼの近くで、お昼にカエルが物凄く速く鳴いたので、なんだろうと思っていたら、その後一面真っ白になり、雨が降ってきた。"レインコール"というらしい。都会だと掻き消されている肉声。ERNA BRODBERの高値がつきすぎて持ってない本で、『Rainmaker's mistake』というタイトルがあるけど、カッコいい。Rain(Lain)という言葉はカッコいいなと思う。

⑦引越し前、細倉真弓さんにプレゼントとお手紙をもらう。真弓さんは節目節目に忘れている時ふとプレゼントをくれる。今回のプレゼントは可愛い櫛で、しかも水色っぽい青とピンクの抽象的な柄で、「よくなちゃんぽいから」と言ってもらえて嬉しかった。私はいつもモノトーンの服だけど、青が一番好きで、でもピンクがそこに一緒にあると、すごく肯定してもらっているようで2度目だけど嬉しい。唯ちゃんも前に、二つ絵を見せてくれて、好きな方をあげるというので悩んだ後ピンクとブルーを選ぶと、「絶対それ選ぶと思った!」と言って笑っていた。そういう甘い感じって生きていて良かったと思う瞬間だ。手紙にはLife goes onとあった。

⑧長文。何が文章の長さを決めるのだろうか?

​全然いわゆる「告発」はしなかったのだが、3年前くらいの、このウェブサイトを作ったきっかけになった酷い事件があり、水面下でいろいろ動いていた。
結果的には良かったと思っているのだが、心の傷が消えなかった。その時自分を助けてくれなかった人に対しても、自分のものではないような生物が棲んで、怒り続けている、という感じだった。
それを創造行為の中で、力で、昇華させる、具体的には人を信じられるようになる、そして私もこれまで多くの人を傷つけてきたんだから、今度は、誰も傷つけないで作品を完成させる、ゴミも少なめに。お金は厚意に甘えず作ったり、説明した上で援助してもらって払う。そういった試みが、今回の映画だったような気がする。それが失敗に終わったのかもしれないと思うような過程を自分の意志で踏んでしまった瞬間、時間は4:48で、サラ・ケインの『4.48サイコシス』、そして彼女が真っ白な病院で毎日毎日目覚めていた時間、4時48分を、思い起こした。撮影中、神からのアイディアを掴むために、そのくらいの時間に起きていた監督もいる。カネフスキーだ。DVD BOXの特典で言っていたのだが、朝の4時ごろが彼が生まれた時間で、一番神様と繋がっている。だから撮影中、その時間に起きて、毎日神と対話?していたのだそうだ。サラの生まれた時間はいつだったのか、気になりもする。その後、自分の生まれ時間である早朝5時前に眠った。その夢で、初恋の人が出てきた。外は大雨で洪水になった校庭で、たくさんの車が水の中でひっくり返っていて迷路のようだった。その人がその前で、映画を撮るか?というので、私は、えっ、(あなたを)撮っていいの?わかった、カメラ撮ってくる!と言ったところで結局カメラを取って戻って撮ることはなく夢から覚めた気がする。その前のシーンでは、なんか白いプレハブの玄関みたいなところに、その人の子供が二人、お姉さんと弟で、弟が、落ちているベイブレードふたつを見て、私のものだと思い、「かっこいいね」と言ってくれた。その子はなんだか子供なのにしっかりした良い顔をしているような気がした。そして、「この子はさつき(と呼んでいたのだが)じゃなくて、本当はいつき。」と言われた。

驚きと共に目覚めた後、意味について考える。こんなにしっかりとその人が夢に出てきたのは初めてだった。私がビデオカメラを持ったのは14歳だったけど、それが13歳だったら、その人を撮りたかった。撮れなかったので、小説を当て書きして(勝手に)書いた。90年代ラノベっぽかったけど、初めての意識的な創作物だった。本当に夢中になったし、現実と想像が何の切り替えもなく隣り合っていることがわかった。その時この小説が、いつか映画化したら、こういう音楽を使い、こういう演出にしてもらおう、といろいろ考えていた。映画監督という役割や職業があることは当時知らなかった。
​
さつきはいつき。5月。五月。いつき=樹、斎。祓い清めること。クレンズド。非常識な時間帯にKちゃんに一筆書きたくなり、「Kちゃんの国際感覚は貴重」とおせっかいなメールをした。Kちゃんに前に、サラ・ケインのクレンズドの話を相談していたことがあって、こないだ「ありふれた話」の上映前に物凄く久しぶりに会った時に話したことも何となく心に残っていた。メールは田舎からどこかへビュンと飛んでいった。自然界にある何者よりも飛んでいっているのだろうと信じられる音を立てて。ユタカを漢字で書くと、斎咫火にしようと思っていた。山井斎咫火。

⑨水原紫苑の『星の肉体』って、よく考えると「コスモ・コルプス」だ


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    Picture

    Author

    Filmmaker
    Yokna  Hasegawa
    aka Yokna Patofa

    ​(長谷川億名)

    🎥新作映画
    Cosmo Corpus
    コスモ・コルプス
    ​(in post production ポスト・プロダクション中)
    ​
    💿The sound album
    "架空のゲ​ー​ム Kakuu no Game / Fictional Game (Central Game OSTF 2)", based on the unpublished novel "Ascension River / Central Game", will be released on Bandcamp on August 20th.
    https://yoknahasegawa.bandcamp.com/album/kakuu-no-game-fictional-game-central-game-ostf-2

    ---

    Official website
    https://yoknahasegawa.com/
    mini blog  / Mastodon ②
    https://mastodon.online/@yokna


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